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「劇団ドラマティカ act1」千秋楽を観ました!
めちゃくちゃあんさんぶるだった〜〜〜!!!!!

主演の北斗くん(山本さん)の悟空役は
良い意味で北斗くんらしくなかったからこそ、
渉が北斗くんに与えた役として考えると非常に
意味を持つ配役だなあと思いました。
北斗くんはナチュラルボーン王子様なのですが、
王子様じゃない役ができてこそ真の「役者」でしょう
という渉の教育方針を感じました。
クールビューティーの申し子、北斗くんの溢れる
感情を浴びれるのはドラマティカだけ…!

渉の三蔵、安井さんの渉、どちらも最高すぎませんか…?!
「三蔵による悲喜劇としての西遊記」というコンセプト、
これぞ日々樹渉の演劇だ〜!!!と、力づくで納得させられました。
渉の愛する舞台は、喜劇でも悲劇でもない「悲喜劇」。
『劇団ドラマティカ』は真に渉の演劇でした。
普段「素顔」を見せない渉という人格の根幹に
触れてしまったんじゃないか…と思わせる表情の数々に
ものすごくドキドキさせられてしまいました。
あの道化の皮を脱がしたら一体どんな顔を見せて
くれるんだろう?と思わせてしまうのが渉の恐ろしいところ。
英智くんと友也くんが舞台の渉に恋したの、わからせられてしまった。
あと、決して主役にはならないという渉のスタンスも正しく表現されていながら
主役を引き立てるための道化役を華麗に演じきる、
なんなら主役を食ってでも己が舞台に立つ意味を知らしめる、
という渉の役者としての美学を全神経で感じました。
わたし、舞台に立つ日々樹渉をほんとに観たんだ…!!
と、じわじわと感動が押し寄せてきました。

ラストシーンの破壊と創造は、あーこれ
「日々樹渉とホッケーマスク」のオマージュじゃん、と思いました。
どう転んでも絶望しかない状況で、渉(三蔵)一人に
しわ寄せを押し付けるシナリオなんては間違ってる、
という指摘をするのが北斗くん(悟空)であることが
どうしようもなくあんさんぶるスターズらしいなと。
そして、それに対する渉(三蔵)の答えが
一度描かれたシナリオをひっくり返すことなんてできない、
始まった舞台では己の役を最後まで演じ続けなければならない、
であるのもまた、あんさんぶるスターズだなあと。
理解し合えない他者と相克しながら、
時に手を取り合いながら、長い旅を続けてきたのは
作中の彼らも全く同じなのだなあと。

(妄言)
客席にいた英智くんは後方彼氏面してたし
友也くんはずっと双眼鏡で北斗くんを追っていました。

(余談)
act2、レオくんと嵐ちゃん出るからチケ争奪戦に参加…
するか…しないか…を考えてる時点で
めちゃくちゃ行きたいってことなんですよね。
また安井さんの渉観れるなら応募しようかなあ。
対戦よろしくお願いします。

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